光があまりに光で泣いている
子供が気づいてほしくて大声で泣き叫ぶ、
声が大きければ自分の声が届くと信じているんだな 相手は聞こえていないから止まってくれないのだと信じているんだな
そうだよな
私はもう大きな声では叫べないけど
私の大好きな友達も憂鬱になることがあるんだって 理由はわからないけど体が言うことを聞かなくてそのことが誰にも言えなかったんだって でもわたしに話してくれたよ 私が憂鬱で辛いっていったら「わたしもだよ」って
私の憂鬱はわたしにしか理解してもらえないと思っていたの
決めたことが少しずつ守れなくて
夜に突然泣きたくなって
自分で真綿を首にまきつけている
彼女は大胆で謙虚でやりたいことに向かって努力ができる人で、思いどおりにいかないことなんてないはずだった あったとしても私からしたら失敗の内にもはいらないくらいすてきな人生を歩んでいくんだろう