どうやって生きていけばいいか分からないときが本当にある
この先に「先」なんてあるんだろうか
死なないことが抵抗になるというけれど、生きていく上で自由なことなどなにもないのに死ぬ自由さえも自分は持っていないのかと辟易する
怒りだけがずっと私のなかで燃えていて、それを命の灯火だと勘違いし続けている
怒りをやめたらきっと私は死ぬ
お前らが投げた全ての矢は一つのこらず私に突き刺さりました
私がただ生きることを選択したから生きていただけです
お前らの矢に塗った毒が、夜はよくまわる
そして時々自分で首を締める
はやく楽になりたいと思いながら眠る夜になんの感情もなくなった
ただ幸せでいてほしかった
あなたも私もお互いが預かり知らないところで
そうやって生きていけたはずだ、わたしたち
親友に電話した夜、久しぶりに息ができないほど笑った
高校時代のあの頃の全てを懐かしく思う年にいつのまにかなっていて、それでも変わらず彼女と深夜に馬鹿みたいな話ができることが救いだった
電話を切って、一人ぼっちの、汚れた生活の続きの部屋に戻ると、ふと死んでもいいなという思いがあらわれた
彼女と話して幸せでとても満足したからこそもういいやと思った
絶望はいつどんな瞬間もわたしたちのそばにあるけれど、幸福だって人を殺す
誰に信じてもらえるとも思わないけれど、彼女のにほんとに感謝している