tamakiA’s blog

はやく世界が終われと願う人の日記

秋の所感 221101

あきはふっとやってくる。

昨日までの蒸し暑さをふっとろうそくでも消すようにやってくる。

寒さが秋を知らせるのか、金木犀が秋をつれてくるのか。

 

秋というのは、夏と冬を極端に理解している人がそのどちらとも言い切れない、間の時期を名づけたのだろう。「秋」という季節は本当にあるんだろうか。私たちが秋として理解している四季の一つは、世界では過渡期という意味なのかもしれぬ。私たちは同じ意味を共有しているというけれど、彼等に「あき」はないのかもしれない。

 

それはそうと、あき、という響きは不思議だ。なんだか安心感がある。「あ」で始まる音は安心する。あめ、あんぱん、アウストラロピテクス

 

事件が起こってタイムラインにその映像が流れたとき、私には実感がなかった。ショックでもなかった。ただ、すごいことがおきたなと。でも二日立って涙が止まらない。どうしてなのかもわからない。ただ涙が出る。彼等は苦しかっただろうな。何もしてあげられない。