tamakiA’s blog

はやく世界が終われと願う人の日記

吸い込む空気が冷たい

「ふゆ」と口に出すとき、吐く息のおかげで少しだけあったかくなるその瞬間が好き(2022.10.27)

私を傷つける全てに

 

かけられた呪いに怯えないで

あなたはいつも誰よりも優しかったし、誰のことも嫌いにならなかった

上手くいきていけることを隠しながらいつも少しだけ失敗するのが上手なあなたのことを愛している

あなたがかっこわるかったとき、それを誰にも言えなかったとき、それでもあなたはかっこいい人だと私が抱き締めてあげる

何年経ったとしてもあなたのことを愛している、尊敬している

 

回りをみるのが上手かったから、自分にだけは優しく出来なかったでしょ

あのときのあなたが自分を愛せなかった分、私があなたのことを愛している(2023.2.28)

memo

あなたが幸せであるようにと願う

ありがとう、私の人生に現れてくれて

 

悲しさより、輝かしい日々を君へ (2022.5.19)

 

一人でカフェに入ったにも関わらず、二人掛けの席に通されてしまったばっかりにわたしは店内でただ一人、満席を恐れ、かつ次に店を訪れる人が二人組でありませんようにと願う者となった。

 

右奥歯に詰め物をしてからなんとなく左でばかり噛んでしまう。歯科医は右の歯も使っていいし、詰め物がとれた時はそのままでいいと言っていたけれど、なんとなく食べ物は左に寄っていく。

 

日記を書こうと思い立って、小さなバッグにノートをぐいぐいと押し込んで散歩に出かけた。落ち着いた店で、さあいざ書こうと意気込んでみればペンを忘れた。せっかく素敵な一文を思いついたのに。

(2022.9.14)

ひとつなぎの

塗り残したファンデーション、意味のない夜更かし、ニキビを潰して赤くなった頬

 

この世界の誰にも生きていることを望まれていないと、そんな風に思い込んでるやつを救いたい お前の命を誰にも握らすな

 

永遠に生きていけるような気もしたし、一生生きていけないような気もしたし

 

いつでも私たちは1つで、足りないことも余ることもなく私たちは分け合った

夢が私たちを食い尽くすならそれもそれでいいし、ただ意地だけがどうにも落としどころの邪魔だった

歩いて歩いたその先に見えない扉があると人が言う

その扉にさえたどり着けないままその先にいる君のことを思っている 君も同じように扉の先の私のことを考えているだろうこと それだけが確かに私の胸を満たすのだ

 

揺れるかもめ、輝く月、明日が来ないなら

現・アラワル

例えばサンジくんはとっても優しい。

度を越えて優しいとブルックは言っていたけど、本当にそう。

薪さんの正しさにいつも私は焦がれている。あの人がこの世界にいるから、私はぎりぎりのところで人の善性を信じていられる。あの人が諦めていない世界なら、まだ救いようがあるのではないかと、そうしてまた、薪さんの肩に重荷を背負わせてしまう。

天使になりたいなら天使のふりをすればいい、それを続けているうちに周りも天使のように扱ってくれるようになる。そして1年、5年、10年と続けていれば、それがふりなのかどうかも分からなくなると。

 

キャプチャ

例えば、ぞっとするような恐ろしい夢を見て朝早くに目覚めたとき

あまりおいしくないおかずを大量に生産してしまったとき

 

自分一人には少しだけ身に余るような「辛さ」を感じるとき、早く季節が変わればいいのにと思う。

時間が経つことが解決に繋がると思い込む

君はまだ私のことを思い出しながらおでんの大根を食べるんだろうか。

私が嫌いだといったあの大根を。

 

嫌いなものはたくさんある。

おでん、ポップコーン、慣れること、馬鹿にされること、似合っていない服、ジェラート

 

誰も私を一番にしてはくれないよ

私だって私のことしか大事じゃない。

 

もしも

もしも

を想像して気分を晴らして

現実を生きていけるような気になって、

そうして

雨が降ったらまた逆戻りなのだ

 

自分はこんなにも小さい人間だった

何も成し遂げられやしないと

少しだけ泣く。

 

世界が終わる夢をみた。

世界が終わる10分前から私たちは席についていて、みんな思い思いの方法で世界に別れを告げていた。

ある人はパソコンのデータをすべて消していたし、ある人は世界の終りまで瞑想するといった。

私はというと靴を脱いで、ただ外を見ていた。

ローマに行きたかったのに行けなかったなあ、とかあの子となんとなく仲たがいしたままここまで来てしまったなあとか、せっかく作りおきしたおかずが無駄になったなとか。私は結局終わりが来ることをわかっていても、それに向かって奮起するタイプなどではなく、日常の延長に終わりが来るのだとやっと理解したのだ。最後の最後まで後悔が尽きることなんてない、きっと私には。

 

そして終わりがやってきたとき、体が宙に浮いて、周りのすべてが宙に浮いて、さっきまで近くにあった何もかもが飛ばされて行って、さっきまでそばになんてなかった大型トラックが飛んできたりして、

でも誰かと組んだ腕だけは離さなかった。

そこだけがあったかくて、これだけはしがみついていようと思った。

 

怖かったよ、当たり前でしょ。

今日は天気だった。

ここ数日は雨が少しも降らなくて、痛いほどに光があふれていた。

私は家を出なかったから知らなかったけど。

体内の温度が外の温度と重なって、心臓も肺も胃の中身も、私のどうにもならない気持ちさえ、部屋の中に流れ出した。

もうどんな気持ちもわたしの中にはない

なにをしたいとか、だれといたいとか、そういうのは微塵もなくて、ただ呼吸を続けていくのすこしだるいとかそういう類のきもちだけだ

6月

Pride monthだから、少し自分のことを書いてみる。

 

恋愛の話をしなければ友達ではないですか?運命の人には必ず出会いますか?恋をしなければ人間ではないですか?私は異常なんですか?

 

私は、人並みに恋愛に興味があって少女漫画も好んで読んだ。

ただ私の身に起こることだとは思えなかった。

小・中学校の頃は、周りに会わせて「好きな人」を作っていたけれど、今思い出してみても私は「好きな人」を好きになった。普段から仲が良くて話が合う相手のことを他とはちがう対象として思い込もうとした。友達との会話についていけるようにそれらしく好きなところを挙げてみたり、適度にごまかしたり上手に振る舞った。私は昔から社会生活が上手かった。というか、恋愛感情なんて皆こんなものだと思っていた。あやふやで、友情とも家族とも分けることが難しいような感情。皆もなんとなく適当に"コイバナ"をしてるんじゃなかったの?

 

高校生になって、同じように好きになれそうな人を「好きな人」として適当に作り上げていたけど、ふっと気づいたのだ。口癖のように彼氏が欲しいといいながら、実際はそう思っていないことに。むしろ恋情はいらないと思った。勿論好意を向けられるのは嫌だとは思わなかったけど、特段恋愛をしてみたいとも思わなかった。泣く程真剣に恋をしていたり、他人の恋愛に興味津々の同級生を自分と比べて、自分はどこかおかしいのかもしれないとも思った。大学になれば運命の人に出会えるかもしれない、とも。

 

でも私本当に恋愛に興味がないよ。嫌とかではなくて、映画やアイドルやギャグの話がしたい。皆が思うような感情のことわからないんだよ。私は未熟なのかな。恋愛だけが人を成長させるのかな。恋愛は本当に誰にとっても当たり前にふりかかる事象だと思う?

 

恋愛の話しないなんて、それ友達なの?って

まだ好きな人に出会えてないだけだよって

 

言ったよね

あたし忘れないよ

 

あなた恋愛否定しなかったじゃん

私のことも否定しないでよ

ほんとに悲しかったの、思い出すだけで涙がでるくらい悲しいの、信頼して話したから

 

あたしだって不確かで、悩み抜いたのにあたしじゃないあなたに否定される筋合いなんてどこにもないよ