世界が終わったらどうしようか
私の世界が終わるまでだれか隣にいてくれないかなあ。でもやっぱり誰もそばにいてほしくないなあ。
幸せすぎて溶けてしまいそうな日はもうしばらく過ごしてないな
私あとは年を取っていくだけになるのかな
私このままだったら明日世界が終わってもお昼ご飯はカップラーメンを用意するし、ソファで寝たまま一日を過ごすだろうな
携帯はいい機会だからごみ箱に捨てちゃうかもしれない
もう分別もしなくていいもんね
誰にも知られないまま私の世界が終わって、だれにとっても私の存在は完全に0になる
寂しくはないな、あまり興味がないから
早く消えてしまいたくてどうしようもない夜の時間はだんだんのびて、今は昼間でも同じように考える
最初はさびしいからだと思ってたの、でも寂しくはないんだよな。強がりなのかな、気づいてないだけかな
でもたまにふーっと消えたくない時もやってくる
石に名前でも刻んでみようか、データはあまり信用できないから
早くだれか私に気づいてくれればいいのに
思ってることを全部、洗いざらい、これ以上ないってくらい吐き出せばなんでも解決するって思ってた頃があった
でもまるっと告白したところで伝わらないことは山ほどあるし、むしろ言わないことでしか解決を図れない時もある
言葉って無力じゃない、感情にどうやってもおいつけないからさ
というかそもそも他人はそれを黙ってずっと聞いてくれるほど私に興味がないでしょ
私もそうであるように
だから一人で呟こうと思って。誰にも認識されないまま泡みたいに消えたい私と、誰かの記憶に残って思い出され続けることを望む私が同時に存在してること
一秒ごとに変わっていく私を許して